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肥満と運動習慣
2023年01月15日
皆さま、こんにちは
本日は、毎年恒例の全国都道府県対抗女子駅伝です。市内の主要道路を多くの女性ランナーが駆け抜けるたすきリレーで、今年で41回目の大会となります。
クリニック前の丸太町通りがちょうど7区→8区の中継地となっており、終盤の大きな盛り上がりとなるスポットで、大変楽しみにしております。
そこで今回は、運動に関わる話題です。肥満改善の相談で受診される方には、必ずお話しさせていただいておりますが、肥満の2大原因は、食べすぎと運動不足です。定期的な運動習慣をもつのが難しいかたも多いですが、過剰なカロリー摂取で溜め込んだ内臓脂肪を消費するのには、運動は欠かせない要素となります。運動の種類には有酸素運動とレジスタンス運動の2種類がありますが、脂肪の燃焼には有酸素運動が有効で、食後から少し時間をおいた小腹が空いた時間帯に少し息が上がる程度の運動を10分以上(できれば30分程度)継続できると効果が期待できます。ウォーキングや軽めのジョギング、プールでの運動、エアロバイクなどが適したこれらに適した運動です。現代人が慢性的な運動不足になっている最大の原因は、交通手段の利便性が向上し、歩く量が減ったことが一因とされています。コロナ禍で在宅勤務が増えたことにより、この傾向がさらに顕著になっている印象です。駅伝観戦であがったモチベーションを忘れないうちに、手軽にできるウォーキングなどから始めてみませんか。